
ごあいさつ
〜Message〜
これまでの人生、本当にいろんなことがありました。
思いがけない出来事に立ち止まったり、時には立ち上がれなくなりそうなことも。
それでも今、鳥のさえずりが響く山あいで、心からの幸せを感じて暮らしています。
幸せ体質な自分になれたのは、時代や国を超えて語り継がれてきた「人生の知恵」に出会えたから。
本や言葉をたどりながら学び続けるうちに、幸せに生きている人たちが共通して語る“ひとつの真実”に気づいたのです。
それは――起きる出来事に振り回されるのではなく、自分の「ものの見方」を整えていくこと。
心の中の言葉が変われば、日々の感じ方も、人生の彩りも変わっていきます。
もしあなたの中で、繰り返される思考の一部に、私の言葉がそっと寄り添えたなら。
その瞬間が、私にとって何よりの喜びです。
杉村幸一が語る「幸せについて」
幸せって、何かを“手に入れること”じゃなくて、「あり方」だと思うんですよね。昔はお金とか、家とか、目に見える出来事を追いかけてた。でも、変わったのは“ものの見方”。
「幸せ体質」っていうのは、出来事に左右されない心の状態のこと。
何が起きても「それもまた幸せだな」って思えるようになったんです。
例えばね、昔だったらイタタ…って凹んでたことも、今は「うわ、筋肉ついてるやん!」って笑えるようになった。
自分の現在地——つまり「自分は何者か」「何を大切にしてるか」っていうのが分かってくると、どっちへ進むかが見えてくる。
それが幸せのナビになるんじゃないかと思うんですよ。

杉村幸一が語る「お話会をする理由」

なんで話してるかっていうとね、もしかしたら自分の体験って、誰かに伝えるためにあったんじゃないかって、そんなふうに思えるようになったんです。
私、話が上手なわけじゃない。でも、娘との別れや、病気、離婚、いろんな経験があって。そこからどうやって“幸せ”にたどりついたか——その道のりが、誰かの希望になるかもしれないって。
幸せになるためには「言葉」が必要だと思うんですよ。私もたくさんの本や言葉に助けられてきました。だから、今度は私が“言葉を届ける側”として、各地に呼んでもらって、お話会を開かせてもらってる。
「幸せなんて考えたことない」っていう人にこそ、届いてほしいんですよね。

