杉村幸一のお話会

杉村幸一のお話会
「幸せって何だろう?」その問いを誰かと一緒に見つめたくて

言葉が、今の私をつくってくれた

がんになって、入院して、「自分はこのまま死ぬんかな」と思ったときに、
ふと、自分の人生を振り返ってみたんです。そしたらね、いろんなことを経験してきたなって。
親友との別れ、娘との別れ、離婚、そしてがん。正直、しんどいことばかりでした。

でも、そこから今に至るまでの道のりには、ちょっと面白い“伸びしろ”があったんじゃないかと思ってます。

私は、話が上手いわけでもないし、何かすごい実績があるわけでもない。
でも、本や言葉、人との出会いに支えられて、ここまで来られたんです。
「今の私をつくってくれたのは、言葉なんです」。

「幸せ体質」って何だろう?って考える時間

私のお話会は、なんてことない語りです。
でも、話しているとね、「あ、自分にも当てはまるかも」って思ってくれる方がいるんです。

「幸せ体質」って、特別な才能がある人だけのもんじゃないと思うんです。
見え方がちょっと変わるだけで、感じ方が変わる。
私は、言葉を通してそれを伝えたいんです。

幸せなんか考えたことなかった。そんな人にこそ、届いてほしい。
いくらでも、人は言葉で“再インストール”できると思ってるんです。

お話会って、ただ聞くだけじゃないんです

この会では、私の体験をただ話すだけじゃなくて、参加者の皆さんにも自分と向き合うようなワークや問いかけを用意してます。
一緒に「自分はどう生きたいか」「何を大事にしてるのか」って考える時間なんです。

特別な準備なんていりません。
むしろ、“今まで生きてきたこと”が、そのまま材料になります。
誰かに話すことで、自分の言葉が変わっていくのを、私は何度も見てきました。

得意を交換する「場」も生まれはじめました

「得意を交換こ会」っていうコミュニティもはじめたんです。
自分の得意を誰かに渡して、代わりに相手の得意をもらう。お金じゃない、得意と得意の物々交換です。

「美味しい肉じゃがが作れる」「旅の相談に乗れる」ただそれだけで、誰かを笑顔にできるんです。

「天才」って、天からもらった才能のこと。だったら誰にでも、何かしらの“天才”がある。それを閉じ込めておくのは、もったいない。

今日も、どこかの町で話しています

特別なことは話せません。でも、「今ここで生きていること」なら、話せます。

誰かの暮らしの中に、そっと火を灯すようなお話会がしたい。
地域の集会所でも、お寺でも、カフェでもいい。
呼んでいただければ、どこへでも行きます。

その場に集まった人たちが、「ちょっと幸せについて話してみようかな」って思えるような、そんな静かな時間を、一緒につくれたらうれしいです。

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